シャンプーよりも重要な予洗い


紫外線が強くなって来ている5月から夏の終わる頃迄は、髪の毛や頭皮がとてもダメージを受けやすい状態なんです!
主に紫外線が原因なんですけどね。

知らず知らず日に焼けるのも辛くなってきている、美容師久保田健太郎です。

その汚れを落とす方法が重要なんです!

強い日差しを受けて日に焼けていく肌、その肌の上では紫外線をうけて酸化した皮脂が増殖中。
酸化した皮脂は毛穴に詰まるし、臭いの原因にもなっていて、単純に髪の毛や頭皮にとって邪魔な物でしかない…

だからシャンプー剤をいっぱい使ってゴシゴシ洗いたくなるみたい!

汚れを落とすその手段としてシャンプーがありますよね。
大体の人はシャンプーって聞くと髪の毛を洗うんだって想像しますが…実はちょっと違うんです。

頭を洗うってイメージとして『頭皮が8~9割 髪の毛が1~2割』くらいな感じで、頭皮を洗うのが正しいシャンプーかな。
髪の毛なんて、泡で優しく包んで流せば汚れなんかキレイに落ちます。中々落ちないのが頭皮の皮脂汚れになるんですね

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頭皮に溜まっていた皮脂汚れ

先ずは最初にシャワーで予洗いするのが大事です。

最初にシャワーで濡らすのは、じつは髪の毛を濡らすためだけでは無いんです!
ここでしっかりと時間をかけて頭皮と髪の毛をお湯でよく流すと、大体汚れの7~8割りを落とすことが出来ます。

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意外思うかもですが、水の力は結構スゴいんですよ。
予洗いをしっかりしていくと頭皮も毛穴もきれいになっていきますし、頭をしっかり洗ったはずなのに何だかかゆいなんてことも無くなるんですよ。

そして、しっかり泡だてたシャンプーで頭皮をしっかりと洗う!マッサージをするように、毛穴の汚れを揉み出すような感じ。

最後にもシャワーでしっかり流すのも大切です。

洗い終わったら、しっかりと流す!

ここで油断すると洗ったハズなのにカユイって事になってしまいますからね…
夏は雑菌の繁殖しやすい条件が整っていますから洗い残しは、かゆみ、臭い、炎症の元になるんですよ!

大体、夏に考えられる頭皮のトラブルの原因の一つがシャンプー後の流し残しなので
基本的に汚れはしっかりと取り除く事が大切なんです。

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久保田 健太郎

久保田 健太郎

横浜弘明寺商店街にある美容室プーアプーの『痛んだ髪の毛に潤いアドバイザー』の美容師久保田健太郎です。 僕はマニアックな程、シャンプー剤にこだわります。 それは、美容師になって下積み時代にずっと手荒れ悩まされ続けていたから。 美容師という仕事は職業的にシャンプーをはじめ、様々な薬剤に触れます。それが原因で手荒れになり仕事を辞めてしまう美容師も多いんです。 ある時、自分の手を見てとても悲しくなりました。自分の手がこんなに荒れる物で、髪の毛や肌がきれいに出来る訳がない。 髪の毛や肌を守る為にはいったいどうしたらいいんだろう? 髪はもちろん、肌に負担をかけない薬剤や技術さえあれば・・・と思いお店を開き、頭皮ケアや傷んだ髪へのアドバイスをしています。
久保田 健太郎

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